CARM
“CARM” (LP)

¥2,530 (税込)

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トランペット、フレンチホルン、ピアノ奏者であってyMusicの共同創設者でもあり、そしてRufus WainwrightのバンドメンバーでもあるCJ Camerieri。
編曲やサポートミュージシャンとしても多彩である彼のソロデヴューアルバムは2021年の幕開けといっても相応しい。
音楽には誰しもの最高になり得る可能性はあるもののだからと言って誰しものお気に入りになるとは限らない。
たとえそれが超王道有名な曲であったとしてでもである。それは私たち自身が一番良く理解していてだからこそ私たちは死ぬまでに永遠と音楽に飢え続けるのではないだろうか。
このCARMというアルバムは現行シカゴジャズ的に風が吹き抜ける独創性、ポストロック的にトランペットセンターとして背景を導くドラマ性、天を仰ぐようなデスキャントの高揚感から地を這いフロアの底まで落とし込み恐怖すら感じれる振り幅も併せ持つ。それらを冒頭の「Song of Trouble」(ft.Sufjan Stevens)と最後の「Land」(ft.Justin Vernon)の同じピアノ旋律のループによって優しく包み込んだ見事なまで壮大で豊かな構築。つまりチェンバーではないのだけれどあなたの内面に飛び込んでくる要素が満載であるかもしれない、そしてこれは最高という選択肢はさて置いて、私のお気に入りだと言わしめる全10曲。満たされます。

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