インド、ムンバイのミュージシャン、プロデューサーそしてDJであるKumail。
ローファイエレクトロニカとアンビエントミュージックのテクスチャー形成期を経た彼は
更に自己調和のとれた新しい音楽を求めそして出会ったネオソウル。
無論それを形成するR＆B、ジャズ、ヒップホップや世界中のフレーバーを理解しつつ尚且つ
日本の80年代のファンクをも取り込み、とは言えそれらを存分に吸収したうえで
まるで煙のように微かにしかし痕跡は確かに存在するほどのエッセンスとして。
このYasminというアルバムの世界は一体どこに安堵を求めればいいのか、
その答えはこのジャケのようなインドムンバイの古いアパートの部屋の中に答えがある。
眠れぬ不安、現実との闘い、そういった安らぎの欠如した数えきれない程の夜をこの部屋で過ごしたKumail。
あなたも経験したことあるでしょうなんなら今だってそうかもしれないそれならちょっと身を投じてみるのも
良いかもしれない。そうすることであっという間に終わってしまうチルビート的に聴ける全9曲。