Angel Olsenの元バンド・メイトとして活躍していたStewart BronaughとJoshua Jaegerの二人によるプロジェクト、3rdアルバム。
極端な話をすると人生とは7曲目”Nothing”を聴いて共感できるか、そうでないかで人々は２分化されるのではないだろうか。これはきっと受け入れ方にもよるのだけれど、焦燥感に満ちたその言葉は前を向いているからこそ出てくるものであって、実は人々が1番共感し合うべきものであるのかもしれないというのは行き過ぎた思いなのでしょうか。
このアルバムは胸が詰まるほどの緊迫感と安らぎが共存したような、困難から喜びまでともに歩んでくれそうな作品であり、バンド的に観ても洗練された音のレイヤーと楽器の表現、サウンドスケープに息をのむ”墓場まで残ってくれる”そんな作品、全10曲。