スペインはバルセロナのパンクバンド、というかもはやパンクバンドでは済まされない程に深化してしまったMourn。
普段パンクを聴かない若い子などからも大絶賛されているのも頷けるそのサウンドは、
元々PJ HARVEYやPatti Smithなどに影響を色濃く受けたオルタナ～ノーウェーヴ的なサウンドを基調とした印象的だったが、
今作概ねそれはそのまま怒りもそのままに、ポップパンクやイーモウ的なキャッチーさをふんだんに持たせたが為に生まれてしまった
2020年代フューチャーパンク。
非常に巧妙なのにスカっと聴けて喜怒哀楽を共にできる素晴らしいアルバムの誕生です。レベル高すぎ。