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ポーランドの都市グダニスク出身、そこから東へ国境を跨ぎドイツのベルリンを仕事場とし、その二つの街の丁度真ん中あたりのワルシャワを自らの魂の故郷とするハニャ・ラニ。 2019年にリリースされたピアノ作品”ESJA”によって高い評価を受けた彼女の物語の続編とも言える今作もマシュー・ハルサル主催、ジャズの枠を越え続けるGondwana Recordsよりリリース。 人々の行いは常に”しとしと”と時間軸に沿って降り積もり、善も悪も万物の前においては只々あまねく様で、それでも人は思考と想像力を超えて過去や未来を行き来し、例えるなら人はそれを旅と呼ぶことがある。 道中のどこかで見つけることが出来る私たちの”家”は変化の必然性の中にあって、決して過去に戻ることはないだろう。 と、彼女のコメントや表現を堪能した上で感じた事を書いてみましたが、Netflixの傑作SFドラマ「DARK」と非常にリンクするところがありましたので身震いしました。あれもドイツの映画でしたが潜在意識的なトレンドでしょうか。 微かなシンセと美しいピアノ旋律、そして今作ボーカルもフィーチャーされた極上のポスト・クラシカルをご堪能ください、全14曲。
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