ラッパーの原点回帰みたいなものが見られる近年、彼もまた。
アトランタ出身のラッパー5枚目のアルバムはトラップから脱却、そしてめちゃくちゃに”狂気”(ピンクフロイド)愛を感じるサイケ作。
Alex GやJam City、Magdalena Bay、Daniel Caesar、Fousheé、Mac DeMarco、そしてNick Hakimも協力してしまうのも無理はない、これは本気の創造であり人類共通のテーマである。
気付くか気づかないにしろ、今年はThe Dark Side Of The Moon五十周年。
時代は回りながら少しづつ深化するが、我々の本能は変わることはないであろう。
ということで非常にクールな形で現代版”狂気”の誕生。
かなり懐が深い全14曲。